Graded Readers, audio, podcast
Green Apple シリーズ
The Happy Prince and the Selfish Giant
Oscar Wilde
Black Catという出版社からのＧＲシリーズ。
ここのシリーズはすべてＣＤ付きなのがオススメポイント！(笑)
しかも複数の人が出演して、効果音もはいっているので、
ちょっとしたラジオドラマ気分。
挿し絵もフルカラーだし、絵柄も親しみやすいです。
ＳＳＳ方面的にわかりやすく説明すると、
これをペンギンのＧＲだとすると、まず下記の「READING AND TRAINING」シリーズが
ＰＧＲみたいなものです。
READING AND TRAINING SET - 65 titles
BEGINNER / ELEMENTARY / PRE-INTERMEDIATE / INTERMEDIATE / UPPER-INTERMEDIATE
このようにレベルが５段階になっています。
そして今回ご紹介というか、私が読んだ本は、「Green Apple」シリーズです。
上のがＰＧＲだとすると、こっちはＰＹＲみたいなイメージになります。
Green Apple Set - 22 titles
Starter / Step 1 / Step 2
レベルは３段階に分かれた形になっています。
まずは「Starter」を借りたんだけど、たぶん、分速80～90語くらいです。
（「Step 2」になるとさすがにもうちょっと早いです）
さっそく読んだThe Happy Prince and The Selfish Giantは短編集で、
二話入っていて両方とも３ページくらい話が３つくらいある構成なので、
最初の部分をＬＲしたら、あとは目をつぶって聞いてＬだけで楽しめた。
（もちろん分からないところはとばしちゃうんだけど）
自分で驚きなのが、最後のところでウルっときたことー。
読んでいても、多少はジーンときたとは思うけど、
最初にＬＲでイラストが頭に入っていて、それぞれ台詞は違う声だから、
すごーくイメージが膨らんだのかも。
このイラストも大きくてきれいだから余計に良いのかも。
そのぐらい、聞き取りやすくて分かりやすい内容になっていると思います。
ただ難点は、アクティビティの多さ！
お話の本文３Ｐ毎に、アクティビティが間に３Ｐ入る・・。
ＣＤの方にも、ページ立て通りにアクティビティが入る・・。
まあ、次の章へページをめくりながら、
ＣＤはスキップしちゃえばすむ話なんだけど、めんどい。萎えそう・・
でも古典が多いので、アクティビティとスキップさえ耐えられれば、
ＧＲだから、ラジオドラマ(BBCとか？)などよりぐっと聞き取りやすいはず。
ちょっと楽しみなシリーズなのだ。
（友だちに書いたメールをそのまま編集しちゃったい）