Graded Readers
The Witches of Pendle
いわゆる魔女狩り、魔女裁判のおはなし。
The Witches of Pendle (Oxford Bookworms Library, Stage 1) Rowena Akinyemi Oxford Univ Pr (Sd) 2008-03-30 by G-Tools |
ネイティブの子どもたちが読んでる本(このブログのカテゴリーだとchildren booksらへん)を読んでいると、かわいい魔女っ子ちゃんがでてくるお話しがたくさんあるけど、それらはこの本にあるような出来事が風化された、ずっとずっとあとに作られたお話しなんだろうな。
挿し絵もバツグンに気味悪く、淡々と語られる中で起こる出来事は、たしかに後味の良くない話しなんだけど、こういうことが実際にあったんだ(あったんだろう)と考えるには、とてもよいお話しでした。
この本は中からの視点(魔女と裁かれる側)からの視点なので、家族について、不条理さ、そこから逃れられない境遇、意志、自由、柄にもなく色んなことを考えました。
反対の視点から書かれた本も読んでみたいなあ。
コメントありがとう!
じゅんじゅんさん、このコメント、この本の評でぼくが読んだ中では抜群に鋭いと思った。
・・・それだけ・・・
Posted by: さかい@tadoku.org | 2007年06月07日 01:04
ありがとうございます!
この本は、今までないほどに「読書感覚」で読んだ1冊だったので、
とっても嬉しいです。
Posted by: じゅんじゅん | 2007年06月07日 23:49