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2005-04-01

和書・マンガ

ボタニカル・ライフ―植物生活

ボタニカル・ライフ―植物生活ボタニカル・ライフ―植物生活(いとうせいこう著)です。
これはもうかれこれ5・6年くらいに前に出版された本です。

都会で暮らす彼はベランダで植物との暮らしを楽しんでいます。そんな自分を「そう、オレはガーデナーならぬ、ベランダーなのだ」とか、そんな感じで始まるエッセイです。

これが、面白いんです。
かなり無茶苦茶な感じがするんですけど、ちゃんと植物を愛している!(笑)
また口調も普段のくだけた口調なのが、こういったガーデニング関係の本とはひと味もふた味も違うし、何よりも「そうそう、そうだよね~」と、共感しながら笑っちゃうことが多い本です。
(確か出版した年のエッセイ大賞とか何だかを受賞したと思います。。)

普通のガーデニング書だと、わりと小難しいんですよ。
育て方の本だったりすると、○○土を何割とか、肥料だの、リン・チッソ・カリがどうのだの、石灰がなんたら、水やりはこうだよね!とか、、
あとエッセイなんかだと一つ間違えば鼻につくし。(爆)
その点、この本は難しいことも、鼻につくことも何もなく、私たちと同じ目線で植物と暮らす様子はほほえましい。浅草周辺に住んでいたらしく、浅草植木市にもあしげく通う姿があったりします(笑)。

実はこの話、ネットでも読むことができます。興味がある方は、ぜひ!
WATCH SEIKO BOTANICAL LIFE

・・・
この本が出たころ、働いていた職場から一番近かったのが日比谷図書館なんですけど、
毎日のように図書館に通っていまして、ここの「ガーデニング」関係の書棚はほとんど(言い過ぎ・・)読んだ気がします。
小難しいとか、鼻につくなんて言いつつ、実は、好きなんですよね。ガーデニングも、こういう本も。(ていうか、植物が、木が草が、花が好きかな・・)

そして、英語の多読!とか言いつつ、NHK(に、限らず・・)英語テキストは一度も買ったことないんですが、NHK「趣味の園芸」は買ってしまいます。(笑)

待ちに待った春がやってきました!
みなさんも、ガーデーナーいやいや、ベランダーになってみませんか?