和書・マンガ
愛の人
オトウトに「最近、何の本読んでるのー?」って聞いたら、カバンからこの本が出てきた。
「オレは好き」って言うことだったので、お姉ちゃんも読んでみた。
(ちなみに、One piece に手を出しちゃったのもオトウトのせい)
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海岸で、少年ペドゥリートくんはアミ(宇宙人)と出会います。
そして、宇宙のこと、たくさんある星のこと、そこに住む人々のことをアミから教わり、地球とそこに暮らすわたしたちの在り方について、「愛」について学んで(気づいて)いきます。
アミの言うことはメッセージ性がありすぎというか(わたし的には)直球過ぎる気がして、最初は気恥ずかしかった。それでも共感できるところに着地していくのでガンガン読めちゃいました。(アミの物言いが合わない人も居そうな気がする・・・)
最近、よく耳にするスピリチュアル的な雰囲気があります。
3部作なんですが、続編はそういう流れ(自分の半分を探すのかな?)がありそうです。
読み終わって、「愛の人」って言葉が浮かびました。
ありきたりだけど、心が温かくなって、気づきのある本でした。
続編も読んでみたいと思います。
(むかしから「愛の人」って言葉好きなんです。なぜだかは分からないけどー)
以下、いつもの通り連鎖的な雑談。
でもネタばれにならないように書こうとしたら、意味不明になってしまった(爆)。
読んでたら、この本を思い出した。
『優しくって少しばか / 原田 宗典』
短編集で、タイトルのお話しが1話目です。
ちゃんと覚えてないんだけど(汗)、カップルのどっちかだか、両方だったかが風邪を引いて熱を出していて、部屋でまったりとしゃべっている、というお話し。すごく好きなお話しです。
後半に、彼氏が彼女に想いを告げた時の話しが出てきて、「そういうところに愛ってあるんだと思う」って言うくだりがあるんだけど、『アミ小さな宇宙人』の最後の方でおばあちゃんと、ペドゥリートくんがしゃべっているところで、フト、この彼氏のこの言葉を思い出しました。
これはタイトルがそのまんまですね。
『愛の人 / 高野 宮子』
こちらはマンガ。短編マンガです。
彼女らしい雰囲気でいろいろな「愛の形」が見られます。
この人の描くマンガって、どこかぽわんとした感じがして温かいです。斜に構えた感じがしても、やっぱり直球というか。
この人の持つ、世界観みたいなのが、大好きです。
余談で、とってもフェチな感想だけど、吹き出しの文字割り?っていうのかな?台詞の改行が好きです。独特な感じがするのはわたしだけでしょうか?
(わたしは改行フェチです。メールでも改行だけで惚れることができます。って、そんな事言ってる前にに日本語が上手く話せる・書けるようになりたい・・)
とまあ、愛、愛といっぱい書いてみましたが。
やっぱり「愛」なんて口に出すもんじゃありませんね。
こんな風に口にしたら、言った先から消えてしまいそう。