図書館で借りてきた本。
表紙が可愛かったので、ジャケ借り？(笑)

Dexter Bexley and the Big Blue Beastie Picture Corgi 2008-01-03 by G-Tools

出会ったときから続く、Big Blue Beastie から Dexterくんへの気持ちがなんとも。

1回目: I should probably eat you up.
2回目: I think I'll probably eat you up.
3回目: I think I'll definitely eat you up.

そうか、そうなのかー(笑)。
でもそのたびに “HOLD ON, I have a much better idea.” とかわされてしまいます。絵ではこどもなんだけど、Dexterくんがなかなかにしたたかというか、なんというか。

まあ、そんな二人の物語です。

久しぶりの更新です。がおー。

Tokyo Friends Tuttle Pub 2006-07-15 by G-Tools

これは昨日、図書館でみつけました。
タイトルや表紙まんまの内容なんだけど、なかなかにおもしろい。

amazonで中の様子を見ることができますが、ちょっとだけ紹介すると、

おんなのこ
onna-no-ko
girl

といった感じで、絵に解説(？)がつき、下部にその絵の状況（こちらは英語のみ）が書いてあります。お話しは、挨拶から始まって、学校や1日の様子、1年を通した日本の文化や四季の紹介が描かれています。

正直、あれ？と思うところもあるけど、絵がすごく凝ってて。
よくみると、アンパンマンやドラえもん、トトロっぽいのが居つつ(笑)、でも背景にある家やビルは、それなりに日本らしさが出ています。

個人的に感動したのは、花火大会の紹介。
紹介されているのは隅田川の花火大会なんですけど、ちゃんと隅田川に見えるし、屋形船まで出ている。アサヒビールのあのビルっぽいのもちゃんと描いてありました(笑)。

ほかにも感心したり、笑ったりと、最初から最後まで飽きない本です。

こういう楽しい本に出会うと、絵本の会に行きたくなるー。

これと同名のタイトルの本は数あると思います。
この本はあるクマの親子のお話し。
もう、ホントうすーい本なので、何を書いてもネタバレになりそうなんですが(笑)。

お父さんとお母さんは、ツリーなどの準備をしながらも、貧しくて（で、いいのかな？）こどもたちへのクリスマスプレゼントが準備できないというようなことを話しています。
ところが、クリスマスの朝、目覚めてみると・・・。

お手に取る機会がありました際は、ぜひぜひじーっくり、文章と絵を楽しんでください。

ところで、わたしはあまり祝祭(？)に敏感でないのか、クリスマスにしても、ハロウィンにしても、そのシーズンじゃないときに読んだほうが、そのことへ思いを馳せられるような気がします。

これは文字なし絵本です。すごいです。
何がすごいって、何もかもがすごい！

Grey Lady & the Strawberry Snatcher Molly Bang Aladdin Paperbacks 1996-05 by G-Tools

アマゾンで中身を少し見られます。最初の３ページくらいかな？
the Strawberry Snatcher さん（さん付けでいいんだろうか・・）の歩いたところからきのこ生えてるよ・・。（きのこも見られます）

一言で言っちゃうなら、不気味、なんだけど。
読んで（見て？）いるうちに、自分がどこにいるのか分からなくなった。
なんだったんだ、この本は・・。

アマゾンを見ていたら、この方の本がいろいろ気になった。
こいうときは（しばらく足が遠のいていたけど）、上野のこども図書館行き時かも。
（ボローニャでもいいんだけど、作家さんで本を探しに行くのは不便なので）

空と雲の写真に、ジョン・バーニンガムさんの描くこどもたち。
大きい方がぜったいかわいいので奮発しました(笑)。
でも実物の方が色がキレイです。

「青い空、白い雲」が大好きなので、表紙で手に取ったんだけど、
お話しもドキドキしながら読みました。最初から一気に引き込まれます。

Cloudland (Red Fox picture books)

谷川俊太郎さん訳の「くものこどもたち」も読んでみたいなあ。
どんな感じで語られているんだろ。

The Hutchinson Book of Dog Tales

これは犬の絵本を集めた本です。
自分探しをしたり、ネコと遊んだり。
変わらぬ幸せな日々を過ごす犬もいれば、冒険する犬も。
天国に旅立つ犬もいます。

それぞれコンパクトにまとめている関係で、絵がちょっと縮小・省略されていたり、文章の配置も原作とは違っているものあります。

絵本を１つの作品として感じたい人にはお勧めしにくいけど、犬大好き！だったり、易しめの絵本が読みたい！という人にはお得な１冊ですよん。
なにせ 10作品、128ページですから(笑)。（加えてほとんどが在庫ナシ）

収録作品
・Piper / Emma Chichester-Clark （画像1） →個別感想記事
・Jake / Deborah King
・I Hope You Know... / Gina Wilson , Alison Catley
・Mr. Bill and Clarence / Kay Gallwey （画像2）
・Clever Dog, Kip! / Benedict Blathwayt （画像3）
・Doodle Dog / Frank Rodgers
・Hangdog / Graham Round
・Fraser's Grump / Sue Heap
・Heaven / Nicholas Allan （画像4）
・Winsome / Caroline Castle , Corrina Askin

1. 2. 3. 4.

Up in Heaven
Emma Chichester-Clark

ある日、老犬のDaisy は寿命を全うして天国に行ってしまいます。
まだ小さい Arthur は、大好きな Daisy が居なくなって寂しくて仕方ありません。その姿を天国から見ている Daisy は、Arthur に元気になってもらえるよう夢に現れます。

この絵本は、Arthur を元気づけたい Daisy の視点から描かれています。エマ・チチェスタークラークさんの柔らかな絵と文章の中で、天国の Daisy と、Daisy の仲間たちがとった行動はとても暖かく優しいです。

The Robot Zoo
John Kelly Philip Whitfield Obin
（←この画像は自分の本です）

昨年、いたばしボローニャ絵本館で見て以来手にいれたいと思っていて、入手できると思ってからもバタバタしたので、何はなくとも、まずは「やっと手に入れたー！」という感じです(笑)。（配達事故になりかけた本というのがコレ）

色々あっただけに、嬉しさもひとしお！
（2006年2月現在、amazonのユーズドで購入可）

この本は、動物を見開き一面を使ってロボット仕掛けで表現しながら、
その動物の身体の仕組みや特徴を紹介していく本です。（はしがきがなかなか楽しい）

・・と、書いても中の様子を上手く伝えられないので、何かないかなあ？と探してみました。

The Tech Museum of Innovation ＞ The Tech Exhibits Online The Robot Zoo!

ここでいくつか見ることができます。
（少々画像悪し。本の方がジョークありの書き込みとか全体に楽しい作りです）

そして、このサイトでもリンク紹介されていますが、
実際にこのロボット動物たちを作ってしまった人たちがいるようです。

Clear Channel Exhibitions ＞ The Robot ZOO

ていうより、もともと本よりもこの実物の方が先なのかなあ？どうなんだろう？
そしてこれ貸し出しているようで、昨年は香港で出張展示があったようです。
日本でも展示やってくれないかなあ。見てみたーい！

最後にペーパーバック版。
画像がはいっていたのでご紹介です。

Robot Zoo (Marshall Mammoth S.)
こちらも取り扱いはユーズドのみのようです。
（2006年2月現在）

No More Kissing
Emma Chichester Clark

なんでみんなキスばっかりするんだ！キスなんて嫌いだよ！
という、おさるのMOMOのお話し。

そんなMOMOに弟が産まれます。
みんなは、弟を抱きしめてキスをするけど納得できない。
あるときMOMOは弟のおもりをまかされて・・。

もう可愛いったらしょうがない！
MOMOのちょっとすねた感じも、形はどうあれ、みんな身に覚えが
あるんじゃないかなー。わたしはある(笑)。

いとおしい、という言葉が浮かんできた１冊です。

この本は上野子ども図書館で読みました。
調べてみたらいくつかシリーズがあるようで、楽しみが増えました。

Piper
Emma Chichester-Clark

犬のPiperのお話しです。

小さいPiperはお母さんから、「ご主人にはしたがうこと。道を渡るときは気を付けること。困ってる人は助けてあげなさい」という３つの教えを聞きます。この３つを守っていれば、しあわせになれるから、と。

大きくなったPiperは、新しいご主人のところにもらわれていきます。そこでは畑に入るウサギを追い払うよう言いつけられますが Piperにはできませんでした。そのため、ごはんも食べさせてもらえなくなり・・。
ある日、Piperはご主人のもとを飛び出します。

月並みだけど、読み終わって胸が熱くなりました。
本を読み返しながら、「しあわせになること」について考えました。
そして、元気な気持ちになれました。
Piper に「キミもそれでいいんだよ」と言ってもらいたくなります。

この本は、以前エントリした「It Was You, Blue Kangaroo!」と同じ作家さんです。
このシリーズ以来、大好きな方になりました！

Music for Alice
Allen Say

何冊目かの、Allen Say さんの本です。
いつも、文章も、絵も静かな方だな、と思いながら手に取ります。
わたしには、ちょっと難しく感じる文章なんだけど、絵を見ていると、イメージがぶわっとふくらみます。

読めない文章と、動かない絵を見ているんだけど、目に映る世界は風のにおいがして、
やわらかく動いています。わたしにとって、そんな作家さんです。

この本では、ある日系女性の、子どもの頃自分が持っていた夢の話しから始まり、
結婚してからの生活、戦争で全てを失い、そして今が描かれています。

彼女の表情を見ていたら、どんな絶望があったとしても、
希望を持っていたいと思いました。

お借りした、さんぽさんのエントリはこちら：Music for Alice

ありがとうございました～。読むことができてよかったです！

It Was You, Blue Kangaroo!
Emma Chichester Clark

タドキスト大会の読み聞かせで気に入ってしまった１冊。
Lily と、Blue Kangaroo のお話しです。

Lily はいたずらをして、ママに怒られそうになるたびに、
いつも一緒にいる Blue Kangaroo のせいにしちゃいます。

そんな時の彼女の口癖が「It Was You, Blue Kangaroo!」です。

ああ可愛すぎる・・。
ここから先は読んでいただくのが一番かと思います。
とにかく可愛い。もうその一言に尽きます。ちなみにコレで泣きましたよ。
絵も、色合いもとっても可愛い１冊です。

そして、さっそく上野こども図書館で読んだのがこれ。

Just for You, Blue Kangaroo!
Emma Chichester-Clark

Lily と、Blue Kangaroo の、クリスマスのお話しです。
これも可愛いかった！

amazon で検索していたら、こんなのもあった！

amazon の画像をクリックして最大表示すると惚れます。
ああ、我が家に Blue Kangaroo が来る日も近いかも(笑)

調べたら、地元の図書館にも蔵書がありました。
しかも、まだ読んでいない本なのでラッキー！
洋書がある図書館ならシリーズどれかは読めるかもしれないです。

というわけでシリーズ一覧。たぶん、抜けはないはず。（たぶんね・・）

他にも、Emma Chichester-Clark さんの本を読んできました。
どれもくすっと笑いながら、気持ちがホンワカする本ばかり。
それらの本は、また、こんど！

A Kitten Called Moonlight
Martin Waddell　Christian Birmingham

「ママ、またあのお話しを聞かせて」
「どのお話し？」
「わたしの１番好きな、Moonlight と私のお話し」
こんな感じで始まるお話しです。

絵本の中で、ママがお話しを語っていきます。
ママのお話しは、ある寒い夜の、白い子猫と、それを見つけた女の子のお話しです。
何度も聞いて知っている話しだから、彼女も合いの手をいれてきて、
それもなかなか可愛いです。

イラストが写実的な感じなので、アップだと妙にリアルなんですが(笑)、
ひきのイラストや、猫のイラストなどは、お話しの雰囲気とあっていて好きです。

寝る前に、子どもに読んで聞かせてあげるようなお話しです。

Prince Cinders
Babette Cole

またバベットコールさん。
ほとんど特集になってます(笑)。

今回は、シンデレラの男の子版。

Prince Cinders was not mauch of a prince.
He was small, spotty, scruffy and skinny.

とまあ、こんな感じで始まって、

彼は、身体も大きく、ひげもたくましい兄たちのように、
男らしくなりたい、と願っています。

そこに妖精があらわれて・・。
妖精がかけた魔法、そしてお姫様との出会い。
時計塔から聞こえる０時の鐘の音。

書いてしまえばシンデレラのままなのですが、
魔法のくだりや、オチのあたりは、バベットコールらしくて笑ってしまった。

Mummy Never Told Me
またもや、バベットコールさんの絵本です。
こんどは性教育系の本でしょうか・・？
性教育とはちょっと違うかなあ・・？

何で耳に毛が生えるの？とか、鼻毛とか。
でも頭の毛はなくなっちゃう？とか。
女性同士、男性同士でも恋をするとか。

相変わらず、疑問に答えているようで、答えていません。(笑)

でも、そういうこともあるんだよ、というか、
いろーんな事があるんだよ、何もおかしいことはないんだよ、
というお話しです。

行ってきましたよ！これで２回目です。

ここは、ひろーい図書館をイメージすると、ちょっと期待ハズレかも？
以前にもご紹介しましたが、廃校になった教室を利用しているので、こじんまりとしています。

国別に絵本が棚分けしてあり、各国様々な絵本を見ることができます。
そして各棚は、作家別になった部分もあるようですが、たいてい国別のみで分類されています。アルファベット順とか、番号分けとかされていません。

整理されていないと言ってしまえばそうなんですが、一期一会と思って、棚の絵本を順番に眺めて楽しんでいます。

今回、読んだ絵本は・・・

Dr. Dog
Babette Cole

Gumboyle さんちの犬はお医者さんです。
この家族たちを診察しながら、いろいろな病気、それに対する説明や治療（予防）などが書かれてます。

あー、子どもの頃、こういう感じの絵本読んだな～、という一冊。
小児科の待合い室なんかに置いてありそう(笑)。

内容も、ですが、イラストも可愛いというか、味があって、「いやーん」とかいって手で顔を隠すんだけど、指の間からしっかり見てしまうって感じ(笑)。

そうそう、作者のBabette Coleさんは、こちらのエントリーで書いた、レビューサイトでなにげなく見つけました。他にも面白そうな本があり、いくつか注文してます。

翻訳されている本も多くあるみたいで、このエントリーを書こうと思って検索したらけっこう出てきたのでビックリしました。注文済みの本も多く翻訳されてた。絵本好きの方には有名な方なのかなー？ともあれ、他の本も届くの楽しみでっす。

A Tree Is Nice
Janice May Udry , Marc Simont

木がある風景。木がある生活。木がくれる幸福。
とにかく、こころがあったかくなる絵本でした。

私、海か山かと問われれば、山なんですよね。
触れていたいといえば、水も（海水も）好きなんだけど。
そこにあるもの、ならば、木だなあ山だなあという感じ。
ずっとそこに在る。そんなところが好きです。

変わらずに、でもゆっくりと成長しながら、そこに在る。
そういう木の存在を、感触を、香りを感じさせてくれた絵本でした。

珍しく、絵本３連発。

The Old Woman Who Named Things
Cynthia Rylant Kathryn Brown

おばあさんは独りで暮らしています。そして自分の身の回りにある、イスや車に名前を付け、その名を呼んでいます。
そのおばあさんの家にひょっこりと犬がやってきます。ご飯をあげました。その犬は毎日やってくるようになります。でも、おばあさんは飼うことはしません。その犬に名前もつけません。
ところがある日、その犬は姿をあらわさなかったのです・・

おばあさんの心の動きを感じて切なくなりました。おばあさんにとっては充分に知っている感情だったと思います。この気持ちに耐えられなくなったのに、その気持ちに突き動かされるおばあさんが切なかったです。でも、誰しもが持っている感情なんですよね。

The Gardener
Sarah Stewart David Small
父親の仕事が見つかるまで、パン屋さんのおじさんのお家に預けられた女の子が家族に向けた手紙形式でお話がすすみます。
この子は植物が大好きで、とってもさわやかな女の子。手紙では、いつもしかめっ面をしているおじさんへの想いや、離れて暮らすおばあさんや両親への想いが書かれています。

うじうじちゃんの私からすれば、思いっきり前向きな女の子です。うらやましい。
だからといって、前向きな気持ちを持っていないわけではなく・・(爆)。こうやって自分を信じる信じない以前のところで、自分の気持ちを疑っていない彼女が可愛い。

The Library
Sarah Stewart David Small
本を手放せないほど本が好きなElizabeth Brownという人物の絵本です。・・という書き方をするのは、SSSの書評で知ったのですが、実在する人物らしいです。

人形で遊ぶよりも、デートするよりも本が好き。買い物をするときも、掃除をするときも本を手放さない。でもね、イラストの中に彼女の側を片時も離れない小さいぬいぐるみがずっといるんです。
そのぬいぐるみを見ていると、コミカルで暖かい雰囲気に包まれてはいますが、なんだか切ないなー・・って思いました。

こんな風にずーっと読んでばかりだと、たくさんの本からもらった大切な気持ちは自分の胸に秘めたままなのかな？それってなんだか勿体ないなあ。

念願の納豆ラーメンボローニャ絵本館へ行ってきました！

そこで見つけたとびきり面白かった絵本です。

The Robot Zoo/a Mechanical Guide to the Way Animals Work
John Kelly Philip Whitfield Obin

画像なし、在庫なし・・。ユーズドでは約３倍の7000円超の値がついてました・・。（2005年05月現在）
手に入れたいな～と宣言するほどの出会いだっただけに、寂しさもひとしお。(涙)

なんとか画像だけでも見てもらいたく探してきました。
コチラから見ることができますので、ぜひ、ご覧になってみてください。

ディズニーのプーさんです。
これは大判絵本で、絵も大きく、
付属ＣＤには歌も入っていてなかなかグーです。

でも、小さい頃に読んだ、なんだかお話が残酷に思えて悲しくなった・・という記憶がよみがえり、
途中からは読むのがちょっとつらかったです。
（そんな記憶をすっかり忘れて読み始めた自分がどうかしているんですが・・）

とはいえ、ディズニーのプーさんですから、歌も絵も可愛いものですよん。