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2005-03-19

manga

Saikano #1

Saikano最終兵器彼女、です。
切ないです。読んでいるハシから泣けてしまって、全く読みすすめられません・・。

CHISEと、SHUJIは、北海道で暮らす高校生。
口も悪くそっけないSHUJI。CHISEは「ごめんなさい」が口癖で、すぐ転ぶ内気な子。なんだかデコボコだけど、二人はお互いをとても好きで、お互いに恋をしています。
ある日、SHUJIは友だちと一緒に洋服を買いに札幌市内にでかけます。

そこに多数の敵戦闘機が上空に現れます。突如、攻撃を受け、SHUJIたちが逃げまどう中、それは突如現れ、戦闘機を撃墜していきます。
その戦闘機を撃墜したそれは、体から硬質の翼と巨大な武器を生やした、CHISEだったのです。

これって、SFとか、ファンタジーになるのでしょうか?
何が違うのか分からないけど、パラレルなイメージで読んでいます。(意味不明・・)
実際に、こんなことはないって分かってる。
頭では分かっているけど、硬質の翼を生やす、CHISEが見ていられない。
それを見ている、SHUJIが見ていられない。

SHIJIとCHISEは、二人なんだけど、
二人がひとつになって、ひとつが二人になって・・
二人の痛みが切ないです。

私は、翼とか、羽根、好きなんです。鳥は苦手だけど(笑)。
自分に羽根が生えたら、そりゃビックリなんだけど、羽根があったらいいな、と思っています。キーホルダーとか、メモクリップとか、何かにつけて、羽根モノが多いし。(ちなみにクロスも多いですね)
羽根が生えていそうな人、いますよね。飛んでいってしまいそうな風来坊という意味ではなく、、なんとなく、自分の中で何かの象徴になっているのだと思います。

だから余計に見ていられなくて。

自分の中であこがれにも近い羽根なんだけど、CHISEが持たされたそれは、堅く冷たく、血を流して背中から生えている。そして戦闘機を撃墜するということは、そこに人がいるわけで。

読んでいると、胸が苦しくなるけど、彼らを最後まで見届けたいです。
そうして、私も強くなりたいな・・。って、またこんなオチですか?

ああ、羽根ばっかり語ってしまった・・