映画・海外ドラマ
エターナル・サンシャイン
エターナル・サンシャイン DTSスペシャル・エディション
ジム・キャリー ミシェル・ゴンドリー ケイト・ウィンスレット
喧嘩別れしてしまった二人がいて、彼女は彼との思い出を消すために「記憶除去手術」を受ける。彼はそのことを知り、自分も同じように「記憶除去手術」を受け・・。
小説のような映画だな~と思いました。
とはいっても、小説じゃこの感じは出せないんだろうなあ。
主人公や、周りの人たちの見えない行間のようなものを感じました。
(間っていうより、行間って感じです。違いは上手く言えないけど(笑) )
(ノベライズは見つからなかったけど、スクリプトはありました)
主人公が、彼女との記憶を消されていくときに、彼女との思い出が映るんだけど、
すごく切なかったなあ。悲しくなった。
こういうのを観ると「自分ならどうするだろう」って考えちゃいます。
失恋・・ていうか、振った・振られたとかではなく、恋を失ったとき、
わたしは、その思い出をどうするだろう?
忘れられなくて、思い出して、それが苦しくて・・・消す、かなあ?
消さない・・だろうな。
苦しくても、忘れられないから思い出すんだし、考えるのだから、
バカみたいに泣き暮らしたとしても(大げさ)消さないだろうな。
あ、記憶から消したいくらい、苦しいっていう考え方もあるのかも?
(まさにこの物語のヒロインがそうなのか?)
なんて、話の筋とは全く関係ないことばかりだけど、
こんな風に「記憶が消せるならどうするだろう?」という思いを抱きながら、
二人や、周りの人たちをみていたら、
それぞれの選んだ形が切なく、温かく感じました。
予定調和とは言いたくない、わたしは好きな形でした。